一歩一歩学ぶ生命科学
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胸鎖乳突筋という筋による、横断歩道で左右確認する首のひねり運動の神経が副神経(第Ⅺ脳神経)です。右の副神経(第Ⅺ脳神経)で右の胸鎖乳突筋が収縮し、顔は左を向きます。左の副神経(第Ⅺ脳神経)で左の胸鎖乳突筋が収縮し、顔は右を向きます。
背部浅層にある僧帽筋の運動の神経も副神経(第Ⅺ脳神経)支配です。副神経(第Ⅺ脳神経)で僧帽筋が収縮し、腕を側方外転させます。副神経麻痺では、腕を水平までは側方外転することができますが、それ以上は、肩甲骨が動かず挙上できません。