特殊心筋は、「刺激伝導系」を構成し、主に(1)ペースメーカ(2)心房と心室の収縮のタイミングを調整、の2つの作用がある。 |
刺激伝導系の作用-1
洞房結節はペースメーカとして機能しています。すなわち、心拍数を決めています。
洞房結節に活動電位が、ゆっくりと発生している場合、心拍数もゆっくりです。洞房結節に活動電位が、速く発生している場合、心拍数も速いのです。
刺激伝導系の作用-2
また、ペースメーカとしての作用だけではなく、心房と心室の収縮のタイミングも調整しています(後述)。
洞房結節は右心房にあります。