概論/エネルギー代謝/栄養素とエネルギー/基礎編のまとめ
栄養素には、原子をひとつの分子に結合させている化学的エネルギーがあります。栄養素が細胞内に入ると栄養素の化学的エネルギーも細胞の中に入ります。
化学的エネルギーを細胞は栄養素から取り出すのです。これにより、栄養素は分解され、分解産物になります。取り出されたエネルギーを消費して、細胞は筋収縮などの活動をします。
これがエネルギー代謝の概略です。
エネルギー代謝の最初のステップでは、酸素(O2)を使いません。取り出されるエネルギーは少なく、分解産物に多くのエネルギーが残っています。
酸素も細胞内に取り入れられ、エネルギー代謝の次のステップでは、酸素が使われます。より多くのエネルギーが取り出され、分解産物はバラバラになります。このときの分解産物が二酸化炭素(CO2)と水(H2O)です。
このエネルギーでも、当然、細胞は活動します。
まとめると、まず、酸素を使わないエネルギー代謝により、エネルギーを少し取り出し、次に酸素を使ったエネルギー代謝により、エネルギーを多く取り出すのです。栄養素は原子をひとつの分子に結合させている化学的エネルギーを失い、多くの二酸化炭素と水とにまでバラバラに分解されます。分解産物は細胞外へ排出されます。
Challenge Quiz
エネルギー代謝では、 栄養素 酸素 二酸化炭素 水 が細胞内に入って消費される。
エネルギー代謝では、 栄養素 酸素 二酸化炭素 水 が生成され、細胞外に出てくる。
酸素を 使う 使わない と、エネルギー代謝の効率は高い。
酸素を 使う 使わない と、エネルギー代謝の効率は低い。
栄養素のエネルギー代謝では 原子の中にある 原子間をひとつの分子に結合させている 化学的エネルギーが取り出され栄養素は分解される。
エネルギー代謝は、酸素を使うと効率が 高い 低い 。
図中の*印が示しているのは 栄養素からのエネルギーの取り出し 栄養素の分解 酸素によるエネルギー代謝の促進 筋の収縮たんぱくの収縮 細胞による酸素の取り込み である。
図中の*印が示しているのは 栄養素からのエネルギーの取り出し 栄養素の分解 酸素によるエネルギー代謝の促進 筋の収縮たんぱくの収縮 細胞による酸素の取り込み である。
図中の*印が示しているのは 栄養素からのエネルギーの取り出し 栄養素の分解 酸素によるエネルギー代謝の促進 筋の収縮たんぱくの収縮 細胞による酸素の取り込み である。