循環器系/心臓/心室の壁、筋/心電図/第4章/第4章の復習

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2014年3月21日 (金) 22:35時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成: ジュンカンキケイ {{QuizTitle}} <GIFT> //LEVEL:3 //RAND 心房脱分極ベクトルループは{~右.=左}下方、やや前方を向く。 //LE...)
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Challenge Quiz

1.

心房脱分極ベクトルループは 右.左 下方、やや前方を向く。

心房脱分極ベクトルループにより P. QRS. T 波が観察され、胸部誘導では V1.V6 誘導で診断しやすい。

心室筋で最初に脱分極するのは 右心室筋. 左心室筋.心室中隔 である。このときの心臓ベクトルは 右. 上.下 前. 方を向く。

中隔が脱分極するときの心臓ベクトルにより、「中隔性 P. Q. R. S. T 波」が第 I. III 誘導、 aVL. aVF 誘導、 V1とV2.V5とV6 誘導にみとめられる。

PQ(またはPR). QRS. QT 間隔は房室伝導時間を反映する。

心室筋の脱分極による陽性電位は、心室壁の 内側部分から外側部分. 外側部分から内側部分 へ広がる。

心室筋脱分極中の電気ベクトルは、心室壁の 内側部分から外側部分. 外側部分から内側部分 へ向かう。

心室壁の厚い左心室は右心室より 右.左 前.後 方にある。

心室脱分極ベクトルループはおもに左下後方に広がり、ベクトルループにより P.QRS. ST. T 波が観察できる。

電気軸とは、心室脱分極ベクトルループの 前額面. 横断面 上の'平均ベクトル'の 角度. 大きさ である。

下図の赤い部分は、電気軸測定の基準で、 -90.0. +90. +180 度である。

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下図の赤い部分は、電気軸測定の基準で、 -90. 0.+90. +180 度である。

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下図の赤い部分は、電気軸測定の基準で、 -90. 0. +90.+180 度である。

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下図の赤い部分は、電気軸測定の基準で、 -90. 0. +90. +180 度である。

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心室脱分極ベクトルループの前額面上の'平均ベクトル'は、通常 右.左 上.下 方を向く。

次の心電図における電気軸は約 0. 45.65. 90. 135 度である。(左図は第I誘導,右図はaVF誘導である)

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次の心電図における電気軸は約 0. 45. 65.90. 135 度である。(左図は第I誘導,右図はaVF誘導である)

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次の心電図における電気軸は約 0. 45. 65. 90. 135 度である。(左図は第I誘導、右図はaVF誘導である)

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次の心電図における電気軸は約 0.45. 65. 90. 135 度である。(左図は第I誘導、右図はaVF誘導である)

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次の心電図における電気軸は約 0. 45. 65. 90.135 度である。(左図は第I誘導、右図はaVF誘導である)

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V1誘導では心室脱分極ベクトルループは、主として大きな 陰性(S)波. 陽性(R)波 として観察される。

V6誘導では心室脱分極ベクトルループは、主として大きな 陰性(S)波.陽性(R)波 として観察される。

電気軸.移行帯 とは、胸部誘導(V1〜V6)でR波の高さとS波の深さとが等しい誘導である。

移行帯の方向と、心室脱分極ベクトルループの横断面上の'平均ベクトル'の方向とは、 直交. 平行 している。

次の心電図における移行帯はどの誘導か。 V1誘導. V1誘導とV2誘導の間. V2誘導.V2誘導とV3誘導の間. V3誘導. V3誘導とV4誘導の間. V4誘導. V4誘導とV5誘導の間. V5誘導. V5誘導とV6誘導の間. V6誘導

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次の心電図における移行帯はどの誘導か。 V1誘導. V1誘導とV2誘導の間. V2誘導. V2誘導とV3誘導の間.V3誘導. V3誘導とV4誘導の間. V4誘導. V4誘導とV5誘導の間. V5誘導. V5誘導とV6誘導の間. V6誘導

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次の心電図における移行帯はどの誘導か。 V1誘導. V1誘導とV2誘導の間. V2誘導. V2誘導とV3誘導の間. V3誘導. V3誘導とV4誘導の間. V4誘導. V4誘導とV5誘導の間. V5誘導. V5誘導とV6誘導の間. V6誘導

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全心室筋が脱分極しプラトーを形成すると、全心室の細胞内電位は一様に陽性になり、 顕著なQRS波.平坦なST部分 が観察される。

心室筋の再分極による陰性電位は心室壁の 内側部分から外側部分.外側部分から内側部分 へ広がる。

心室筋再分極中の電気ベクトルは、心室壁の 内側部分から外側部分. 外側部分から内側部分 へ向かう。

心室再分極ベクトルループは 右.左 上.下 前.後 方に広がる。

心室筋再分極ベクトルループは、第I、第II、V4〜V6誘導で 陽性. 陰性 である P. QRS.T 波として観察される。