循環器系/心臓/心室の壁、筋/心電図/第4章/第4章の復習
Challenge Quiz
心房脱分極ベクトルループは 右 左 下方、やや前方を向く。
心房脱分極ベクトルループにより P QRS T 波が観察され、胸部誘導では V1 V6 誘導で診断しやすい。
心室筋で最初に脱分極するのは 右心室筋 左心室筋 心室中隔 である。このときの心臓ベクトルは 右 左 上 下 前 後 方を向く。
中隔が脱分極するときの心臓ベクトルにより、「中隔性 P Q R S T 波」が第 I III 誘導、 aVL aVF 誘導、 V1とV2 V5とV6 誘導にみとめられる。
心室筋の脱分極による陽性電位は、心室壁の 内側部分から外側部分 外側部分から内側部分 へ広がる。
心室筋脱分極中の電気ベクトルは、心室壁の 内側部分から外側部分 外側部分から内側部分 へ向かう。
心室壁の厚い左心室は右心室より 右 左 前 後 方にある。
心室脱分極ベクトルループはおもに左下後方に広がり、ベクトルループにより P QRS ST T 波が観察できる。
V1誘導では心室脱分極ベクトルループは、主として大きな 陰性(S)波 陽性(R)波 として観察される。
V6誘導では心室脱分極ベクトルループは、主として大きな 陰性(S)波 陽性(R)波 として観察される。
全心室筋が脱分極しプラトーを形成すると、全心室の細胞内電位は一様に陽性になり、 顕著なQRS波 平坦なST部分 が観察される。
心室筋の再分極による陰性電位は心室壁の 内側部分から外側部分 外側部分から内側部分 へ広がる。
心室筋再分極中の電気ベクトルは、心室壁の 内側部分から外側部分 外側部分から内側部分 へ向かう。
心室再分極ベクトルループは 右 左 上 下 前 後 方に広がる。
心室筋再分極ベクトルループは、第I、第II、V4〜V6誘導で 陽性 陰性 である P QRS T 波として観察される。