内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/カルシトニン・副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/カルシトニン/分泌調節/低カルシウム血症に対して
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POINT!
低カルシウム血症では、負のフィードバックはカルシトニン(の生成、内分泌、血中濃度)を低下させる。 |
① 血中カルシウム濃度が低下し、低カルシウム血症になったとします。カルシトニン(の生成、内分泌、血中濃度)は血中カルシウム濃度を低下させます。これらは同じ方向(赤)です。
② これらは同じ方向(赤)であるため、負のフィードバックはカルシトニン(の生成、内分泌、血中濃度)を低下(青)させます。カルシトニン(の生成、内分泌、血中濃度)の血中カルシウム濃度低下作用は減弱し、低下していた血中カルシウム濃度は元の濃度へ向けて上昇します。
室温が低い時(冬)クーラーは使わない、と似たようなものです。
Challenge Quiz
1.
カルシトニンの分泌は、 「濃度重視型」 「作用重視型」 調節を受けている。
2.
低カルシウム血症は、血中カルシウム濃度の 上昇 低下 作用のあるカルシトニンにとっては、作用と 同じ 逆の 方向のため、負のフィードバック調節の一般論に従い、カルシトニンの生成・内分泌・血中濃度は 亢進(上昇) 抑制(低下) する。
3.
高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度の 低下 上昇 作用のあるカルシトニンにとっては、作用と 同じ 逆の 方向のため、負のフィードバック調節の一般論に従い、カルシトニンの生成・内分泌・血中濃度は 亢進(上昇) 抑制(低下) する。
4.
低 高 カルシウム血症はカルシトニンの生成、内分泌・血中濃度を亢進(上昇)させる。
5.
低 高 カルシウム血症はカルシトニンの生成、内分泌・血中濃度を抑制(低下)させる。