内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/カルシトニン・副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/カルシトニン/分泌調節/低カルシウム血症に対して

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
POINT!

動画と音声での説明

HypoCaBeforeBasicFeedbackToCT-JPN.jpg

① 血中カルシウム濃度が低下し、低カルシウム血症になったとします。カルシトニン(の生成、内分泌、血中濃度)は血中カルシウム濃度を低下させます。これらは同じ方向(赤)です。


HypoCaAfterBasicFeedbackToCT-JPN.jpg

② これらは同じ方向(赤)なので、負のフィードバックはカルシトニン(の生成、内分泌、血中濃度)を低下(青)させます。カルシトニン(の生成、内分泌、血中濃度)の血中カルシウム濃度低下作用は減弱し、低下していた血中カルシウム濃度は元の濃度へ向けて上昇します。


室温が低い時(冬)にクーラーは使わない、と似たようなものです。

Challenge Quiz

1.

低カルシウム血症では血中カルシウム濃度は 上昇 低下 し、カルシトニン(の生成、内分泌、血中濃度)は血中カルシウム濃度を 上昇 低下 させる。これらは 同じ方向 逆の方向 であるので、負のフィードバックはカルシトニンを 亢進 低下 させる。

2.

血中カルシウム濃度が低い時、負のフィードバックはカルシトニン(の生成・内分泌・血中濃度)を 亢進 低下 させる。

3.

カルシトニンの分泌は、 「濃度重視型」 「作用重視型」 調節を受けている。