内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/分泌不足などによる疾患(糖尿病)/分類/2型糖尿病/病態/膵臓の分泌不全(簡略説明)

提供:一歩一歩
2017年8月14日 (月) 01:17時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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POINT!

動画と音声での説明

インスリンは血糖を低下させます。12時に食事したとします。食事は血糖を上昇させます。このふたつは逆の方向であるため、インスリンの血糖低下作用が不足になります。

このとき、負のフィードバックはインスリンを亢進させ、血糖低下作用は強くなります。この反応は早く、30分くらいでピークになります。

上昇していた血糖は2時間位でだいたい下がります。



2型糖尿病では、膵臓が疲弊します。そのため、12時に食事して、血糖が上がった場合、負のフィードバックがインスリンを亢進させるのが遅延します。ピークになるのに2,3時間かかってしまいます。そのため、食事の2時間後で、血糖は高いままなのです。

Challenge Quiz

1.

2型糖尿病では、膵臓のβ細胞は 疲弊 活性化 する。

2.

膵臓β細胞が疲弊すると、インスリンの生成、内分泌、血中濃度は 極めて低下する 高値になる 上昇が遅延する

3.

膵臓β細胞が疲弊すると、血糖値は 極めて低下する 上昇する 上昇が遅延する