アセチルの部分には炭素原子が2つ入っています。 クエン酸に水が加わると、アセチルの部分が分解され、二酸化炭素2つと水素原子とエネルギーとが取り出されます。 取り出されたエネルギーによりアデノシン2リン酸(ADP)にリン酸が結合し、アデノシン3リン酸(ATP)が生成されます。 ここでのATP生成も「基質レベルのリン酸化反応」です。 これがクエン酸回路の概要です。