「養護教諭/耳/問診:現病歴・既往歴・生活様式」の版間の差分
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2020年5月16日 (土) 12:23時点における最新版
現病歴
現在症状がある場合には部位、自覚する症状の程度と性状から原因を想定し、視診の際、特に注意深く観察すべき箇所を特定しましょう。
聴覚はコミュニケーションの要であるため、自覚する聴力変化を十分にアセスメントします。
耳鳴りにめまいを伴う場合は、メニエール病など三半規管に異常をきたしている可能性もあるため、合わせてアセスメントを行います。
【アセスメント項目】
【耳掃除について】
耳掃除は使用用具、頻度により外耳道を傷付けている可能性もあるため内容を確認し、適切な方法を指導するとともに、視診時の耳鏡挿入時の留意点としましょう。
外耳道には自浄作用があるため、耳掃除は1~2ヶ月に1回程度でよく、掃除をしてよい範囲は、耳の入口から1センチ程度までです。
耳掃除のし過ぎは、耳垢を奥へ押し込んでしまい耳垢栓塞になりやすくなったり、外耳道湿疹などの炎症が起こりやすくなるため注意が必要です。
既往歴
既往歴を把握することで、外耳・中耳の形状変化を予測します。
【アセスメント項目】
生活様式
聴力低下をもたらす環境、治療法への暴露の有無やほかの症状を確認することで、原因の予測を行います。
【アセスメント項目】
Challenge Quiz
1.
耳鳴りにめまいを伴う場合には、原因として次が考えられる。 メニエール病 中耳炎 外耳道炎