「養護教諭/耳/問診:現病歴・既往歴・生活様式」の版間の差分

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'''《現病歴の問診》'''<br>
'''<p style="background-color:skyblue;"> 現病歴</p>'''<br>
以下の項目を確認しましょう。
​現在症状がある場合には部位、自覚する症状の程度と性状から原因を想定し、視診の際、特に注意深く観察すべき箇所を特定しましょう。<br>
[[ファイル:表-頭頸部-耳-現病歴の問診.jpeg|300px|left]]  
聴覚はコミュニケーションの要であるため、自覚する聴力変化を十分にアセスメントします。<br>
耳鳴りにめまいを伴う場合は、メニエール病など三半規管に異常をきたしている可能性もあるため、合わせてアセスメントを行います。<br>
'''【アセスメント項目】'''<br>
[[ファイル:表-頭頸部-耳-現病歴の問診.jpg|300px|left]]
 
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'''【耳掃除について】'''<br>
耳掃除は使用用具、頻度により外耳道を傷付けている可能性もあるため内容を確認し、適切な方法を指導するとともに、視診時の耳鏡挿入時の留意点としましょう。<br>
外耳道には自浄作用があるため、耳掃除は1~2ヶ月に1回程度でよく、掃除をしてよい範囲は、耳の入口から1センチ程度までです。<br>
耳掃除のし過ぎは、耳垢を奥へ押し込んでしまい耳垢栓塞になりやすくなったり、外耳道湿疹などの炎症が起こりやすくなるため注意が必要です。<br><br>
 
'''<p style="background-color:skyblue;"> 既往歴</p>'''<br>
既往歴を把握することで、外耳・中耳の形状変化を予測します。<br>
'''【アセスメント項目】'''<br>
[[ファイル:表-頭頸部-耳-既往歴の問診.jpg|300px|left]]
 
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'''<p style="background-color:skyblue;"> 生活様式</p>'''<br>
聴力低下をもたらす環境、治療法への暴露の有無やほかの症状を確認することで、原因の予測を行います。<br>
'''【アセスメント項目】'''<br>
[[ファイル:表-頭頸部-耳-生活様式の問診.jpg|300px|left]]  


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//RAND
//RAND
頭蓋の視診・触診では、{=外傷~フケ~色~=圧痛}について確認する。
耳鳴りにめまいを伴う場合には、原因として次が考えられる。{=メニエール病~中耳炎~外耳道炎}  
 
//RAND
頭皮の色が、透明に近い白色の場合、正常範囲である。{=○~✕}
 
//RAND
頭髪の脱毛数が、100本/日の場合、正常範囲である。{○~=✕}


</GIFT>
</GIFT>

2020年5月16日 (土) 12:23時点における最新版

 現病歴


​現在症状がある場合には部位、自覚する症状の程度と性状から原因を想定し、視診の際、特に注意深く観察すべき箇所を特定しましょう。
聴覚はコミュニケーションの要であるため、自覚する聴力変化を十分にアセスメントします。
耳鳴りにめまいを伴う場合は、メニエール病など三半規管に異常をきたしている可能性もあるため、合わせてアセスメントを行います。
【アセスメント項目】

表-頭頸部-耳-現病歴の問診.jpg



【耳掃除について】
耳掃除は使用用具、頻度により外耳道を傷付けている可能性もあるため内容を確認し、適切な方法を指導するとともに、視診時の耳鏡挿入時の留意点としましょう。
外耳道には自浄作用があるため、耳掃除は1~2ヶ月に1回程度でよく、掃除をしてよい範囲は、耳の入口から1センチ程度までです。
耳掃除のし過ぎは、耳垢を奥へ押し込んでしまい耳垢栓塞になりやすくなったり、外耳道湿疹などの炎症が起こりやすくなるため注意が必要です。

 既往歴


既往歴を把握することで、外耳・中耳の形状変化を予測します。
【アセスメント項目】

表-頭頸部-耳-既往歴の問診.jpg



 生活様式


聴力低下をもたらす環境、治療法への暴露の有無やほかの症状を確認することで、原因の予測を行います。
【アセスメント項目】

表-頭頸部-耳-生活様式の問診.jpg



Challenge Quiz

1.

耳鳴りにめまいを伴う場合には、原因として次が考えられる。 メニエール病 中耳炎 外耳道炎