電解質と体液/肺、腎による酸性物質の排出と血漿緩衝系のはたらき/生体内からの酸性物質の排出/腎臓と肺、それぞれの機能低下と機能亢進

動画と音声での説明

POINT!

肺と腎臓の機能低下により、それぞれ、CO2とH+は増加する。肺と腎臓の機能亢進により、それぞれ、CO2とH+は減少する。

CO₂の主な排出器官は肺であり、H⁺の主な排出器官は腎臓です。肺の機能低下により、CO₂は増加します。また、腎臓の機能低下は、血中のH⁺を増加させます。逆に、 肺の機能が亢進すると、CO₂は減少します。また、腎臓の機能亢進は、血中のH⁺を減少させます。

最初の病態（一番星）である肺機能低下により、CO₂排出が減少し（移動の線が細くなり）、血中のCO₂が増加（↑↑）しています。

最初の病態（一番星）である腎機能低下により、H⁺排出が減少し（移動の線が細くなり）、血中のH⁺が増加（↑↑）しています。

最初の病態（一番星）である肺機能亢進により、CO₂排出が増加し（移動の線が太くなり）、血中のCO₂が減少（↓↓）しています。

最初の病態（一番星）である腎機能亢進により、H⁺排出が増加し（移動の線が太くなり）、血中のH⁺が減少（↓↓）しています。

Challenge Quiz

1.

肺の機能低下により、動脈血に最初に起こる変化は、　 H⁺ CO₂  正解!の　 増加 減少  正解!である。

2.

腎臓の機能低下により、動脈血に最初に起こる変化は、　 H⁺ CO₂  正解!の　 増加 減少  正解!である。

3.

肺の機能亢進により、動脈血に最初に起こる変化は、　 H⁺ CO₂  正解!の　 増加 減少  正解!である。

4.

腎臓の機能亢進により、動脈血に最初に起こる変化は、　 H⁺ CO₂  正解!の　 増加 減少  正解!である。