「呼吸/呼吸疾患/肺胞気動脈血酸素分圧較差」の版間の差分

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{{Point|低酸素血症においては、肺胞気動脈血酸素分圧較差を検討することが診断に有用である}}
{{Point|低酸素血症においては、肺胞気動脈血酸素分圧較差を検討することが診断に有用である。}}
<b><意義></b><br>
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低酸素血症で肺胞気動脈血酸素分圧較差が大きいと、拡散(肺胞におけるガス交換)障害などが考えられる。<br>
低酸素血症で肺胞気動脈血酸素分圧較差が大きいと、拡散(肺胞におけるガス交換)障害などが考えられる。<br>
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<b><計算方法></b><br>
<b><計算方法></b><br>
最も簡単に書くと<br>
室内気吸入状態で、最も簡単に書くと<br>
150 - 1.25xPaCO2 - PaO2 (mmHg)<br>
150 - PaCO<sub>2</sub>/0.8 - PaO<sub>2</sub> (mmHg)<br>
で求めることができる。<br>
で求めることができる。<br>
室内気吸入でない場合、
713 * 吸入酸素比率 - PaCO<sub>2</sub>/0.8 - PaO<sub>2</sub> (mmHg)<br>
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12 mmHg以下が正常。
15 mmHg以下が正常。


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//RAND
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吸入酸素濃度が低下していると、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大{する~=あまりしない}。
吸入酸素濃度が低下していると、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大{する~=あまりしない}。
//LEVEL:3
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吸入酸素濃度が低下していると、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大{する~=あまりしない}。
//LEVEL:3
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室内気吸入でPaCO<sub>2</sub> 45 Torr、PaO<sub>2</sub> 75 Torrの場合、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大{=している~あまりしていない}。
//LEVEL:3
//RAND
室内気吸入でPaCO<sub>2</sub> 40 Torr、PaO<sub>2</sub> 90 Torrの場合、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大{している~=あまりしていない}。
</GIFT>
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2017年6月15日 (木) 16:40時点における最新版

POINT!

<意義>
低酸素血症で肺胞気動脈血酸素分圧較差が大きいと、拡散(肺胞におけるガス交換)障害などが考えられる。
低酸素血症で肺胞気動脈血酸素分圧較差が正常であれば、肺胞低換気、吸入酸素濃度の低下などが考えられる。

<計算方法>
室内気吸入状態で、最も簡単に書くと
150 - PaCO2/0.8 - PaO2 (mmHg)
で求めることができる。
室内気吸入でない場合、 713 * 吸入酸素比率 - PaCO2/0.8 - PaO2 (mmHg)

<正常値>
15 mmHg以下が正常。

Challenge Quiz

1.

拡散(肺胞におけるガス交換)障害があると、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大 する あまりしない

2.

肺胞低換気があると、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大 する あまりしない

3.

吸入酸素濃度が低下していると、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大 する あまりしない

4.

吸入酸素濃度が低下していると、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大 する あまりしない

5.

室内気吸入でPaCO2 45 Torr、PaO2 75 Torrの場合、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大 している あまりしていない

6.

室内気吸入でPaCO2 40 Torr、PaO2 90 Torrの場合、肺胞気動脈血酸素分圧較差は拡大 している あまりしていない