泌尿器系/腎臓/血漿浸透圧調節/説明に動静脈が入っている、以前の複雑な説明/水チャンネルの調節のソースを表示

[[Category:泌尿器系|ヒニョウキケイ]]
水チャンネルの開き具合は，血しょう浸透圧の低下から負のフィードバックを受けています．（普通の日本語で勉強したい人用&rarr;&rarr;&rarr;大動静脈の血しょうの塩分濃度が濃いと水チャンネルは開き，逆に薄いと，水チャンネルは閉じます．）


負のフィードバックを思い出して下さい．結果が多いと（その結果をひき出す）原因が少なくなり，逆に結果が少ないと，（その結果をひき出す）原因が多くなるわけです．「水チャンネルの開き」が原因であり，「血しょう浸透圧の低下」が結果なのです．つまり．．． 


[[ファイル:00356.jpg|alt=00356.jpg|left|400px]] 

血しょう浸透圧が低い（結果「血しょう浸透圧の低下」が多い）と，水チャンネルは狭く（原因「水チャンネルの開き」が少なく），逆に，血しょう浸透圧が高い（結果「血しょう浸透圧の低下」が少ない）と，水チャンネルは広い（原因「水チャンネルの開き」が多い），というように調節されています．

<br style="clear:both;" />


{| border="1" 
|- style="text-align:center;" 
! colspan="2" | はじめの変化 
! colspan="2" | 腎臓の調節 
! colspan="4" | 得られる結果 
|- style="text-align:center;" 
! 病態 
! 大動静脈，腎動脈の血しょう浸透圧 
! 水チャンネル 
! 水の再吸収 
! 腎静脈の血しょう浸透圧 
! 大動静脈の血しょう浸透圧 
! 尿浸透圧 
! 尿量 
|- style="text-align:center;" 
|  | 絶飲 
|  | 高張 
|  | 通常より開 
|  | 通常より亢進 
|  | 腎動脈より低張 
|  | 正常値へ向かって低下 
|  | 通常より上昇 
|  | 通常より低下 
|- style="text-align:center;" 
|  | 水分負荷 
|  | 低張 
|  | 通常より閉 
|  | 通常より低下 
|  | 腎動脈より高張 
|  | 正常値へ向かって増大 
|  | 通常より低下 
|  | 通常より増大 
|} 


2重否定的ではありますが，皆さんにとっては，たいしたことはないでしょう．全体をひとつの図で見てみよう



{{QuizTitle}}
<GIFT>
::チャレンジクイズ::


//LEVEL:2 
//RAND 
飲水により、血漿浸透圧が低下すると、負のフィードバック調節により、尿細管における水チャンネルの数(水分透過性)は、通常より　{~多くなる(上昇する)~=少なくなる(低下する)} 。 


//LEVEL:3 
//RAND 
飲水により、血漿浸透圧が低下すると、負のフィードバック調節により、尿細管における水分の再吸収は、通常より　{~亢進~=低下} する。


//LEVEL:3 
//RAND 
飲水により、血漿浸透圧が低下すると、負のフィードバック調節により、尿量は、通常より　{=増大~減少} する。 


//LEVEL:3 
//RAND 
飲水により、血漿浸透圧が低下すると、負のフィードバック調節により、尿の浸透圧は、通常より　{~上昇~=低下} する。 


//LEVEL:4 
//RAND 
飲水により、血漿浸透圧が低下すると、負のフィードバック調節により、腎静脈の血漿浸透圧は、腎動脈の血漿浸透圧より　{=上昇~低下} する。 


//LEVEL:2 
//RAND 
発汗により、血漿浸透圧が上昇すると、負のフィードバック調節により、尿細管における水チャンネルの数(水分透過性)は、通常より　{=多くなる(上昇する)~少なくなる(低下する)} 。 


//LEVEL:3 
//RAND 
発汗により、血漿浸透圧が上昇すると、負のフィードバック調節により、尿細管における水分の再吸収は、通常より　{=亢進~低下} する。


//LEVEL:3 
//RAND 
発汗により、血漿浸透圧が上昇すると、負のフィードバック調節により、尿量は、通常より　{~増大~=減少} する。 


//LEVEL:3 
//RAND 
発汗により、血漿浸透圧が上昇すると、負のフィードバック調節により、尿の浸透圧は、通常より　{=上昇~低下} する。


//LEVEL:4 
//RAND 
発汗により、血漿浸透圧が上昇すると、負のフィードバック調節により、腎静脈の血漿浸透圧は、腎動脈の血漿浸透圧より　{~上昇~=低下} する。
</GIFT>