概論/遺伝/Rh式血液型/受精
受精卵はRh遺伝子の座がある1番(常)染色体の1本は父親から、もう1本は母親から受け継いでいる。 |
Rh遺伝子型が+/-の男性は、1/2の確率で座にRh遺伝子が含まれている(図では青色の)第1染色体を含んでいます。また、1/2の確率で座にRh遺伝子が含まれていない(図では緑色の)第1染色体を含んでいます。まったく同様に、Rh遺伝子型が+/-の女性は、1/2の確率で座にRh遺伝子が含まれている(図ではオレンジ色の)第1染色体を含んでいます。また、1/2の確率で座にRh遺伝子が含まれていない(図ではピンク色の)第1染色体を含んでいます(既述)。
受精卵(すなわち、妊娠、出産が無事に経過すれば、子供)は...
1/4の確率で、 座にRh遺伝子が入っている(図では青色の)第1染色体を父親から受け継ぎ、座にRh遺伝子が含まれている(図ではオレンジ色の)第1染色体を母親から受け継ぐ(図に向かって左上の子供)。 | 1/4の確率で、 座にRh遺伝子が入っている(図では青色の)第1染色体を父親から受け継ぎ、座にRh遺伝子が含まれていない(図ではピンク色の)第1染色体を母親から受け継ぐ(図に向かって右上の子供)。 |
1/4の確率で、 座にRh遺伝子が入っていない(図では緑色の)第1染色体を父親から受け継ぎ、座にRh遺伝子が含まれている(図ではオレンジ色の)第1染色体を母親から受け継ぐ(図に向かって左下の子供)。 | 1/4の確率で、 座にRh遺伝子が入っていない(図では緑色の)第1染色体を父親から受け継ぎ、座にRh遺伝子が含まれていない(図ではピンク色の)第1染色体を母親から受け継ぐ(図に向かって右下の子供)。 |
それぞれの子供の形質は...
1/4の確率で、 Rh遺伝子が入っている第1染色体とRh遺伝子が入っている第1染色体とを 受け継いだのだから、性染色体の組み合わせ(男児、女児)に関係なくRh遺伝子型+/+ となる(図に向かって左上の子供)。 | 1/4の確率で、 Rh遺伝子が入っている第1染色体とRh遺伝子が入っていない第1染色体とを とを受け継いだのだから、性染色体の組み合わせ(男児、女児)に関係なくRh遺伝子型+/- となる(図に向かって右上の子供)。 |
1/4の確率で、 Rh遺伝子が入っていない第1染色体とRh遺伝子が入っている第1染色体とを 受け継いだのだから、性染色体の組み合わせ(男児、女児)に関係なくRh遺伝子型+/- となる(図に向かって左下の子供)。 | 1/4の確率で、 Rh遺伝子が入っていない第1染色体とRh遺伝子が入っていない第1染色体とを 受け継いだのだから、 性染色体の組み合わせ(男児、女児)に関係なくRh遺伝子型-/- となる(図に向かって右下の子供)。 |
Rh遺伝子、その座、第1染色体に関する遺伝の組み合わせを検討する際、上記のような図を(毎回は)描くわけには行きません。左図のようにすれば、要点はまとめられます。
Challenge Quiz
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と+/+型の場合、受精卵の遺伝子型が+/+型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と+/+型の場合、受精卵の遺伝子型が+/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と+/+型の場合、受精卵の遺伝子型が-/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と+/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/+型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と+/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と+/-型の場合、受精卵の遺伝子型が-/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/+型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/+型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が-/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/-型と+/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/+型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/-型と+/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/-型と+/-型の場合、受精卵の遺伝子型が-/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/-型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/+型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/-型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が+/-型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が-/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が-/-型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/+型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が-/-型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が+/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
両親のRh式血液型の遺伝子型が-/-型と-/-型の場合、受精卵の遺伝子型が-/-型である確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。