呼吸/呼吸周期/呼吸周期 / 安静呼吸:吸息時
ナビゲーションに移動
検索に移動
吸息時には...
吸息筋である横隔膜が収縮し、胸壁が広がり、肺が伸展します。これは、取っ手のついた上のスライドガラスを上方に持ち上げるようなものです。水のために肺も広がります。これは、肺の弾性力に逆らった動き(肺の中の輪ゴムがさらに引っ張られていることに注目!)ですので、胸腔の陰圧はさらに大きくなります(青い圧力計に注目!)。
肺が広がると、肺の内圧は大気圧と比べて陰圧(黄色い圧力計に注目!)となり気体(空気)が肺内へ流入します。
吸息 | |
横隔膜 | 収縮 |
肺気量(安静呼吸の1周期の間で) | 最小→最大 |
肺(胞)内圧 | 陰圧 |
気流 | 流入 |
肺の内向き弾性力(安静呼吸の1周期の間で) | 最小→最大 |
胸腔内圧(陰圧)(安静呼吸の1周期の間で) | 最小→最大 |
Challenge Quiz
1.
吸息時、横隔膜は 収縮 弛緩 している。
2.
吸息時、肺気量は(安静呼吸の1周期の間では) 最小である。 最小の量から最大の量へ増大している。 最大である。 最大の量から最小の量へ減少している。
3.
吸息時、肺の内向きの弾性力は(安静呼吸の1周期の間では) 最小である。 最小の力から最大の力へ増大している。 最大である。 最大の力から最小の力へ減少している。
4.
吸息時、 気体(空気)が流入する。 気流はない。 気体が流出する。
5.
吸息時、肺(胞)内圧は大気圧と比べて 陰圧である。 等しい。 陽圧である。
6.
吸息時、胸腔内圧は(安静呼吸の1周期の間では) 最小の陰圧である。 最小の陰圧から最大の陰圧へ大きくなっている。 最大の陰圧である。 最大の陰圧から最小の陰圧へ小さくなっている。