コラーゲンの異常による血小板機能低下 |
血小板数 | 検査による出血時間 | PT時間 | APTT時間 | 症状 |
---|---|---|---|---|
± | ↑ | ± | ± | 皮膚の過弾力性,関節の過伸展性,出血傾向 |
コラーゲンの異常により,コラーゲンが血小板と接触しても血小板があまり活性化されず,血小板数が正常であり,血小板自体に異常がなくても血小板がうまく機能せず,「検査による出血時間」は延長して,出血傾向の臨床症状を呈します.凝固因子に異常はないので,PT時間(外因系),APTT時間(内因系)は正常範囲内です.臨床症状は出血傾向ならびに異常コラーゲンによる過伸展です.常染色体優性遺伝疾患