一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!

「ポンプとしての作用」とは心室(心房)内圧を上げる、と言うことです。心周期の緊張期(等容性収縮期)と駆出期とで心室内圧を上げているのが心室の固有心筋なのです。それとは別に心拍数を決定する作用のある特殊心筋という、(文字通り)特殊な心筋があるのです。

Challenge Quiz

1. ポンプ作用のある心筋は、 固有心筋 特殊心筋 である。
2. 生理的状態で、ペースメーカ作用のある心筋は、 固有心筋 特殊心筋 である。
3. 固有心筋には、 ポンプ ペースメーカ 作用がある。
4. 特殊心筋には、 ポンプ ペースメーカ 作用がある。
5. 刺激伝導系を構成する細胞は、 神経 心筋 細胞である。
6. プルキンエ線維は、 特殊心筋(刺激伝導系) 固有心筋 の一部である。