酸性物質の分類には数種類があります。

主な排出経路による分類

揮発性酸 肺から気体で排出される酸性物質、すなわちCO2

CO2は生体内では、重炭酸緩衝系のためにH2CO3を生成し、H+を解離し得るので、広い意味で「酸性物質」である。

不揮発性酸 腎臓から排泄される酸性物質の総称。

揮発性でない、すなわち、気体ではなく液体で排出される酸性物質であり、腎臓が尿中へ排泄しています。「糸球体からろ過される不揮発性酸」と「尿細管からろ過される不揮発性酸」とに分類されます。


Challenge Quiz

1. 揮発性酸とは、 腎臓 が主な排出経路である酸性物質である。
2. 不揮発性酸とは、 腎臓 が主な排出経路である酸性物質である。
3. 二酸化炭素(CO2)は、 揮発性酸 不揮発性酸 である。