内分泌系/総論/ホルモンの分泌調節の種類/分泌調節/アルドステロンの場合/まとめ(作用重視型調節)

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一つの図にまとめてみよう。アルドステロンの血中濃度はアルドステロンの分泌に依存します。また、アルドステロンの作用である血圧上昇は血中アルドステロン濃度に依存します。アルドステロンの分泌が「原因」であり、血圧の上昇が「結果」なのです。アルドステロンの分泌が多いと、血圧も高く、アルドステロンの分泌が少ないと、血圧も低くなります。


何らかの原因により「結果」である血圧が増大してしまう(右上の図)と、負のフィードバックにより、「結果」をもたらす「原因」であるアルドステロン分泌が少なくなります。これにより、血圧は正常の(セットポイントの)血圧へ向けて低下するわけです。また、何らかの原因により血圧が低下してしまう(左下の図)と、負のフィードバックにより、アルドステロン分泌が多くなります。これにより、血圧は正常の(セットポイントの)血圧へ向けて上昇するわけです。


負のフィードバックとは、「結果」が安定するように、「結果」が依存している「原因」を増減させるシステムです。アルドステロンでは、「結果」である血圧がセットポイントの血圧に安定するように「原因」であるアルドステロンの分泌が負のフィードバックで調節されているのです。


血圧がモニターされてセットポイントの血圧に安定させるためのシステムです。アルドステロン(電解質コルチコイド)のホルモン作用である血圧がモニターされ、一定になるように調節されているのですから、「作用重視型調節」とよびましょう。


アルドステロンだけではなく、「作用重視型調節」を受ける他のホルモンにも通用するような一般的な書き方はこのようになると思います。


Challenge Quiz

1. アルドステロンの分泌調節でモニターされているのは、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 である。
2. アルドステロンは、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 がセットポイントに安定するように、分泌が調節されている。
3. アルドステロンは、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 が増大したときに、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 が低下するように、負のフィードバックが働く。
4. アルドステロンは、アルドステロンの分泌量.アルドステロンの血中濃度~=アルドステロンの作用である、血圧(の上昇).エストロゲンの分泌量.エストロゲンの血中濃度.エストロゲンの作用である、乳房の発達}が低下したときに、 アルドステロンの分泌量 アルドステロンの血中濃度 アルドステロンの作用である血圧(の上昇) エストロゲンの分泌量 エストロゲンの血中濃度 エストロゲンの作用である乳房の発達 が亢進するように、負のフィードバックが働く。
5. アルドステロン分泌は、負のフィードバックにより調節されている。