ホルモンは血中に分泌され、作用をもたらす。アルドステロンでは、ホルモンの作用(血圧上昇)が、エストロゲンではホルモンの血中濃度が、負のフィードバックにより、ホルモン分泌を調節している。 |
横にある青赤、赤青が負のフィードバックです。アルドステロンでは、ホルモンの作用(血圧上昇)がモニターされています。そして、ホルモンの作用が、アルドステロンの生成、内分泌に負のフィードバックをかけています。ちょうどいい(セットポイントの)レベル(アルドステロンの場合は血圧)があり、これよりも多いと、アルドステロンの生成、内分泌は低下し、これよりも少ないと、アルドステロンの生成、内分泌は増大するのです。この負のフィードバックシステムにより、アルドステロンの作用である、血圧(の上昇)が一定に保たれています。
このような分泌調節を「作用重視型調節」とよびましょう。
エストロゲンでは、ホルモンの血中濃度がモニターされています。そして、血中濃度が、エストロゲンの生成、内分泌に負のフィードバックをかけています。ちょうどいい(セットポイントの)レベル(エストロゲンの血中濃度)があり、これよりも多いと、エストロゲンの生成、内分泌は低下し、これよりも少ないと、エストロゲンの生成、内分泌は増大するのです。この負のフィードバックシステムにより、エストロゲンの血中濃度が一定に保たれています。
このような分泌調節を「濃度重視型調節」とよびましょう。