内分泌系/総論/ホルモンの分泌調節の種類/分泌調節/アルドステロンの場合/その1

提供:一歩一歩
2014年11月18日 (火) 21:47時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
POINT!

動画と音声での説明


00604.jpg

アルドステロンの生成、分泌による血中濃度の上昇は血圧上昇を促進します。アルドステロン分泌調節の負のフィードバックでは、アルドステロンの生成、分泌が原因で血圧上昇が結果です。血圧上昇はモニターされ、ちょうどいいセットポイントはだいたい100 mmHgです。


塩分摂取などは血圧上昇の促進要因であり、血圧は130 mmHgなどになります。これはセットポイントの100 mmHgより血圧上昇が多すぎる状態であり、調節が必要です。


負のフィードバックでは、結果である「血圧上昇」が多い場合、原因である「アルドステロンの生成、分泌」は抑制されます。この調節により、「アルドステロンによる」血圧上昇の促進作用は少なくなり、血圧はセットポイントである、100 mmHgに低下します。


Challenge Quiz

1.

アルドステロンの血中濃度が通常濃度である場合、 他の要因により、血圧が正常の(セットポイントの)血圧より上昇することはあり得る 血圧はアルドステロンの血中濃度に依存しているのだから、血圧が正常の(セットポイントの)血圧より上昇することはあり得ない

2.

血圧が正常の(セットポイントの)血圧より上昇しすぎた場合、望ましい反応は、 血圧がもっと上がる そのまま高すぎる血圧を保つ 血圧が低下する ことである。

3.

正常の(セットポイントの)血圧より高い血圧を低下させたい場合、望ましい反応は、 アルドステロンの分泌が亢進する アルドステロンの分泌が変わらない アルドステロンの分泌が低下する ことである。

4.

正常の(セットポイントの)血圧より血圧が高いとき、アルドステロンの分泌を低下させると、 血圧はさらに高くなる 血圧は高いまま変わらない 血圧は正常の(セットポイントの)血圧へ向けて低下する