血液・骨髄・リンパ系/血小板・血液凝固系/イントロダクション/2次止血のまとめ

提供:一歩一歩
2025年2月14日 (金) 15:18時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

動画と音声での説明

04703.jpg

血管壁が損傷し、出血したとしましょう。出血部位の血液には外因系、内因系、第Ⅹ因子、プロトロンビン、フィブリノーゲンなどの凝固因子が溶けています。

空気、組織液など血管外の物質が外因系に触れると外因系が活性化されます。 コラーゲンが内因系に触れると、内因系が活性化されます。

活性化した外因系と内因系とは、それぞれ第X因子を活性化します。

活性化した第Ⅹ因子は、プロトロンビンに作用してトロンビンを生成させます。

トロンビンはフィブリノーゲンに作用して、フィブリンにします。

フィブリンは非水溶性ですので、血栓が形成されます。これは出血部位の血液全体で起こるので2次血栓が形成され、出血が止まります。



Challenge Quiz

1.

フィブリノーゲンから生成するのは  フィブリノーゲン(第I因子) フィブリン トロンビン プロトロンビン(第II因子) 活性化した第X因子 である。

2.

フィブリノーゲンから生成するのは  フィブリノーゲン(第I因子) フィブリン トロンビン プロトロンビン(第II因子) 活性化した第X因子 である。

/wiki/images/thumb/8/87/04703.jpg/671px-04703.jpg
3.

トロンビンが酵素として作用するのは  フィブリノーゲン(第I因子) フィブリン トロンビン プロトロンビン(第II因子) 活性化した第X因子 である。

4.

トロンビンが酵素として作用するのは  フィブリノーゲン(第I因子) フィブリン トロンビン プロトロンビン(第II因子) 活性化した第X因子 である。

/wiki/images/thumb/8/87/04703.jpg/671px-04703.jpg