内分泌系/下垂体後葉ホルモン/バソプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)/病態生理学/尿崩症/尿崩症の種類

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2024年8月4日 (日) 15:51時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{Point|}} none|671px none|671px 中枢性尿崩症の主病態は、バソプレッシン、抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone (ADH)の異常な生成、内分泌、血中濃度の低下です。これにより、水チャンネルの数が異常に低下し、水分の再吸収も異常に少なくなり、血漿浸透圧が異常に上昇しま…」)
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中枢性尿崩症の主病態は、バソプレッシン、抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone (ADH)の異常な生成、内分泌、血中濃度の低下です。これにより、水チャンネルの数が異常に低下し、水分の再吸収も異常に少なくなり、血漿浸透圧が異常に上昇します。

腎性尿崩症の主病態は、腎臓/尿細管の水チャンネル数・機能の異常な低下です。水分の再吸収も異常に少なくなり、血漿浸透圧が異常に上昇します。
中枢性尿崩症では血漿浸透圧が上昇するために、の負のフィードバックはバソプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)の生成、内分泌、血中濃度を亢進しようとします。しかし、主病態がバソプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)の低下であるため、この負のフィードバックは効きません(X印)。

腎性性尿崩症でも血漿浸透圧が上昇するために、の負のフィードバックはバソプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)の生成、内分泌、血中濃度を亢進しようとします。主病態は腎臓の尿細管にあるため、この負のフィードバックは機能し、バソプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)の生成、内分泌、血中濃度は上昇します。しかし、その(水チャンネル増加)作用は、腎臓/尿細管に機能異常があるため、効きません(X印)。

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