泌尿器系/腎臓/老廃物の排泄/クレアチニン・クリアランス=糸球体ろ過量

提供:一歩一歩
2023年8月3日 (木) 11:01時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

動画と音声での説明

CreatinineClearanceIndicatesGFR.jpg

クレアチニン・クリアランスとは、「(1分間で)腎臓から排泄されたクレアチニンが占めていた血漿の体積」であることは、ここまでの説明でわかっていただけましたでしょうか?

また、尿が作られるまでの3つの過程には、ろ過、分泌、再吸収があったことも思い出してください。これは、当然、クレアチニンにも成り立ちます。

クレアチニンは、尿細管で、分泌も再吸収もほとんどされないことがわかっています。
すなわち、

(1分間に)腎臓から排泄されたクレアチニンが占めていた血漿(中の水分)の体積 
= 腎臓がろ過した血漿(中の水分)の体積 
= 糸球体ろ過量glomerular filtration rate (GFR)

です。

Challenge Quiz

1.

クレアチニンのクリアランスは、糸球体ろ過量 glomerular filtration rate (GFR)をあらわす。 

2.

クレアチニンのクリアランスがGFRをあらわすのは、クレアチニンにおいては、  糸球体でのろ過が受動的である 尿細管で分泌も再吸収もされない 尿細管で分泌はされるが再吸収はされない ためである。

3.

クレアチニンのクリアランスは、糸球体ろ過量 glomerular filtration rate (GFR)をあらわす。 

4.

クレアチニンのクリアランスがGFRをあらわすのは、クレアチニンにおいては、  糸球体でのろ過が受動的である 尿細管で分泌も再吸収もされない 尿細管で分泌はされるが再吸収はされない ためである。