養護教諭/頸部/視診・触診③:リンパ節

提供:一歩一歩
2020年5月16日 (土) 13:59時点におけるRW$4wUmB (トーク | 投稿記録)による版
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リンパ節が腫脹する原因は、感染症、自己免疫疾患(SLEなど)、悪性腫瘍(悪性リンパ腫、白血病など)、甲状腺機能亢進症、歯科・耳鼻科疾患などです。
診断の手掛かりとなり、頭頸部のアセスメントの中でも重要なものの1つです。
リンパ節は関所的な存在で、体内の自己に不利益な病原体や腫瘍を排除しようとします。
圧痛がある場合は炎症性、硬く周囲と癒着して動きが悪い場合は腫瘍性の原因が考えられます。
【アセスメント項目】

表-頭頸部-頸部-リンパ節のアセスメント.jpg


【動画】リンパ節の視診・触診:↑【動画】リンパ節の視診・触診



【部位別原因疾患】

表-頭頸部-頸部-リンパ節部位別原因疾患.jpg


Challenge Quiz

1.

リンパ節の大きさは、通常1cm未満である。

2.

リンパ節が腫脹しており、自発痛・圧痛がある場合には、原因として次が考えられる。 炎症性疾患 悪性リンパ腫 がん転移