内分泌系/下垂体前葉ホルモン、その1/女性ホルモン/月経周期/前期(性腺刺激ホルモン)
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前期(約2週間):下垂体前葉から生成、内分泌される性腺刺激ホルモンのうち主に卵胞刺激ホルモン follicle-stimulating hormone (FSH)が主役を担い、卵巣内の卵胞(卵子と卵胞細胞)に作用し、卵胞細胞が卵子を幾重にも取巻くように発達させます。卵胞細胞からエストロゲンが生成、内分泌され、血中濃度が上がり、子宮内膜に作用します。子宮内膜は増殖、腫脹し受精卵着床に好適な環境を準備し始めます。この時期、女性ホルモンはFSHとLHとの分泌に対して負のフィードバックをかけています。
Challenge Quiz
1.
月経周期前期、子宮内膜は 剥離する 増殖する 特に変化ない 腺分泌が亢進する 。
2.
月経周期前期、卵巣は 卵胞 黄体 期にある。
3.
月経周期前期、基礎体温は 高い 低い 。
4.
月経周期前半では、卵胞刺激ホルモンfollicle-stimulating hormone (FSH)の刺激により卵胞からは主に エストロゲン プロゲステロン が分泌されている。
5.
月経周期前半では、負のfeedbackによりエストロゲンの血中濃度が上昇すると、FSHの分泌は抑制される。 正 誤
6.
月経から排卵まで卵巣は 卵胞 黄体 期にある。