内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/分泌不足などによる疾患(糖尿病)/分類/2型糖尿病/病態/インスリン抵抗性(簡略説明)

提供:一歩一歩
2016年11月16日 (水) 17:30時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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POINT!

動画と音声での説明

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インスリンは血糖を低下させます。 食事は血糖を上昇させます。 このふたつは逆の方向であるため、インスリンの血糖低下作用が不足になります。 負のフィードバックはインスリンを亢進させ、血糖低下作用は強くなります。上昇していた血糖は下がります。

2型糖尿病では、主病態として、インスリンの血糖低下作用が弱くなります。 インスリン抵抗性と呼ばれます。インスリンが効かないので、血糖値は上昇します。 食事しなくてもインスリンの不足した状態となり、 負のフィードバックがインスリンを亢進させ、高インスリン血症となります。 しかし、インスリンは効かないので、血糖はあまり低下しません。


Challenge Quiz

1.

インスリン血中濃度の割に血糖値が 高い 低い 場合、インスリン抵抗性が診断される。

2.

血糖値の割にインスリンの血中濃度が 高い 低い 場合、インスリン抵抗性が診断される。

3.

2型糖尿病の進行とともにインスリン抵抗性が 増大 低下 する。