Nerve05/disorders of the spinal cord and optic pathway/basics of optic pathway

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原則00725.jpg

1.水晶体はレンズのはたらきをしているため,上下,左右が逆の像が網膜に写る.そのため,両目の外(耳)側の視野(円柱)は網膜の内(鼻)側半分に写り,内(鼻)側の視野(四角柱)は網膜の外(耳)側半分に写る.

2.視神経は上図のように視交叉で半分の線維が交叉している.交叉する線維は網膜の鼻側半分にあった神経節細胞からの線維である.網膜の耳側半分からの線維は交叉せずに同側の大脳皮質へいたる.

上記は原則であると同時にまとめである.次の4つのステップで具体例を見てみよう.

Challenge Quiz

1.

水晶体のはたらきにより,眼球の中心より耳(外)側の視野は,網膜の  耳(外).鼻(内) 側半分に写る.

2.

水晶体のはたらきにより,眼球の中心より鼻(内)側の視野は,網膜の  耳(外). 鼻(内) 側半分に写る.

3.

右視神経線維の大部分は視交叉で左へ交叉する.  正.誤

4.

左視神経線維の大部分は視交叉で右へ交叉する.  正.誤

5.

網膜の鼻(内)側半分からの神経線維は視交叉で対側へ交叉  する. しない .

6.

網膜の耳(外)側半分からの神経線維は視交叉で対側へ交叉  する.しない .