泌尿器系/腎臓/カルシウムイオン、リン酸イオンの調節/腎不全(慢性腎臓病CKD)における主病態-1

提供:一歩一歩
2015年7月17日 (金) 12:38時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動
POINT!
04435.jpg

*腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、糸球体ろ過量(glomerular filtration rate, GFR)が減少します(赤い×)。臨床の現場では、クレアチニン・クリアランスが、糸球体ろ過量の指標とされています。

*GFRが減少するため、ろ過されて腎臓から排出されるリン(酸イオン)の量が減少し、血中のリン(酸イオン)濃度が上昇します。

*GFRが減少し、ろ過されるカルシウムイオン量は減少します。このことは血中のカルシウム濃度を上昇させます。

Challenge Quiz

1.

腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)で、糸球体ろ過量(glomerular filtration rate, GFR)は、 低下する 不変である 増大する

2.

腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)で、クレアチニン・クリアランスは、 低下する 不変である 増大する

3.

腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、リン(酸イオン)の血中濃度は、 低下する 増大する

4.

腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、カルシウムイオンの血中濃度は、 軽度低下する 軽度増大する