Nerve06/eyes and ears/introduction of eye anatomy

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2012年9月6日 (木) 01:29時点におけるSoichi.Nakatake (トーク | 投稿記録)による版
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上段は目を前から見た図、下段は目を水平に切り開いた時の図です。

最前面の中心にあるのが「角膜(1)」です。透明であり、光を目の中に通します。(下段では、バックの薄い青色~黒が見える部分は、透明なのです)

いわゆる「白目」の部位が「結膜(2)」です。角膜と同じ様に最前面にありますが、透明ではなく、白色であり、光を通しません。

いわゆる「茶目」の部位が「虹彩(3)」です。ドーナッツ状であり、大きさが変化することで目の中に入る光量を調節しています。

ドーナッツの穴の部分が「瞳孔(4)」です。名前の通り、穴であり、何もないのです。光が目の中に入る場所です。いわゆる「黒目」の部分です。

瞳孔を通った光は「水晶体(5)」を通ります。光を曲げる作用があり、カメラのレンズのようにピント(フォーカス・遠近)調節をしています。やはり透明です。

光は次に「ガラス体(6)」を通ります。当然、透明です。目の中心部分にあり、球状を保つ作用があります。光を曲げる作用はないので、遠近調節の作用はありません。

眼球の後壁の内側にある「網膜(7、緑色の部位)」が光の受容器であり、電気信号(活動電位)が発生します。発生した電気信号(活動電位)は網膜の内側部分にある神経線維(太い黒線)を通って、1ヶ所に集められます。

神経線維が集まってできた視神経(8)が網膜を貫いて、感覚性(求心性)末梢神経となり、脳へ電気信号(活動電位)を移動させます。

Challenge Quiz

1.

図の*印は 角膜.結膜. 虹彩. 瞳孔. 水晶体. ガラス体. 網膜. 視神経 である。

2.

図の*印は 角膜 結膜 虹彩 瞳孔 水晶体 ガラス体 網膜 視神経 である。

3.

眼球内にあってレンズとして作用している部位は、 胸膜 結膜 角膜 脈絡膜 網膜 毛様体 虹彩 水晶体 ガラス体 である。

4.

眼球内にあって光量調節を担っている部位は、 胸膜 結膜 角膜 脈絡膜 網膜 毛様体 虹彩 水晶体 ガラス体 である。