Nerv06/introduction/terms regarding membrane potential
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細胞膜内には陰性の静止膜電位が発生しています。刺激を受けると陰性電位が減少します。このことを脱分極といいます。脱分極により膜電位がある程度まで減少すると、活動電位とよばれる能動的な電位が膜に生じます。活動電位に移行する膜電位を閾値、あるいは閾電位、または発火レベルといいます。
活動電位の特徴は、急速な脱分極とovershootです。overshootとは、細胞膜内外の極性が入れ替わることで、細胞膜内が陽性になります。overshoot後、再び陰性電位が急速に増加し、活動電位は終了し、静止膜電位に戻ります。この過程を再分極といいます。
Challenge Quiz
1.
神経細胞の静止膜電位(の絶対値)が減少し(静止膜電位が浅くなり)、神経細胞が興奮に向かう過程を 過分極.脱分極 という。
2.
神経細胞膜は、刺激されると 過分極.脱分極 する。
3.
膜電位が発火レベル(閾電位、閾値)まで脱分極すると、活動電位が発生 する. しない 。
4.
膜電位が静止膜電位から少しでも脱分極すると、活動電位は必ず発生する。 正.誤
5.
神経細胞が興奮するとovershootが起こり、細胞内の電気的極性が入れかわり、細胞内が 陽性. 陰性 になる。
6.
overshootにひきつづき、膜電位は静止膜電位へ向けて 脱.再 分極する。