概論/遺伝/細胞分裂と受精/減数分裂

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上の白い細胞は、減数分裂前の細胞です。22対の相同染色体と性染色体2本とがあります。たとえば、1番の染色体は、(図では、オレンジ色とピンク色との)2本あります。

減数分裂では、相同染色体が、 それぞれ別々の細胞に受け継がれます。たとえば、オレンジ色の1番染色体とピンク色の1番染色体とは、異なる細胞へ受け継がれます。

減数分裂の結果、染色体数は半減します。このような分裂は、生殖細胞(精子・卵子)の形成過程にみられます。完成した生殖細胞には、1本だけ1番染色体が含まれます。それがピンク色であるかオレンジ色であるかは、1/2の確率なのです。2番染色体、3番、4番 ・・・・・ 性染色体に関しても同様であり、2の23乗(約840万)通りの組み合わせがあります。

注意! 上記の説明は卵(精)原細胞から1次卵(精)母細胞、2次卵(精)母細胞、卵(精)子への第1分裂、第2分裂の結果を総括しています。1回の減数分裂で上記のようになるわけではありません。


Challenge Quiz

1.

減数分裂では、遺伝子の数は 半減する 変わらない 倍増する

2.

減数分裂では、染色体の数は 半減する 変わらない 倍増する

3.

減数分裂の結果、対の(相同)染色体は、それぞれ 同じ 別々の ランダムな 生殖細胞へ受け継がれる。

4.

ヒトの生殖細胞には、常染色体は 1 2 11 22 23 44 46 本ある。

5.

ヒトの生殖細胞には、性染色体は 1 2 11 22 23 44 46 本ある。

6.

ヒトの生殖細胞には、染色体は 1 2 11 22 23 44 46 本ある。

7.

ヒトの生殖細胞で、常染色体は対になって いる いない いたりいなかったりする