電解質と体液/肺、腎による酸性物質の排出と血漿緩衝系のはたらき/重炭酸緩衝系の基本的作用/血中のH 濃度が低下

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2013年4月18日 (木) 11:38時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成: デンカイシツトタイエキ {{Point|H<sup>+</sup>の減少に対して重炭酸緩衝系が作用すると、CO<sub>2</sub>が減少し、H<...)
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POINT!


04384.jpg

(アルドステロン症などにより)腎機能が亢進すると動脈血中のH+が低下します。これが下表の1行目「動脈血に最初に起こる変化」です。



変化の前 H+ ←→ CO2
動脈血に最初に起こる変化↓↓   
重炭酸緩衝系の作用↑  ↓ 
総和  


この際(表の2行目)、重炭酸緩衝系は、H+ ← CO2 (H+ + HCO3- ← H2CO3 ← H2O + CO2)の方向に作用します。この化学反応は、H+を増大させるので、「最初の増減を打ち消す方向」です。

また、「最初の増減量より少ない量」化学反応が進むため、緩衝系により増大するH+の量(↑)は、最初に減少する量(↓↓)より小さくなります。そのため、総和(表の3行目)としては、H+もCO2も減少します。


04385.jpg

注意!!この図は重炭酸緩衝系の方向と表の総和とを図示しています。



Challenge Quiz

1.

H+の減少に対して重炭酸緩衝系が作用すると、CO2増大.減少 する。