電解質と体液/肺、腎による酸性物質の排出と血漿緩衝系のはたらき/重炭酸緩衝系

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2013年4月18日 (木) 11:06時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成: デンカイシツトタイエキ {{Point|重炭酸緩衝系は、H<sup>+</sup>とCO<sub>2</sub>を相互に変換している。}} 血漿緩衝...)
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POINT!


血漿緩衝系の中でも、重炭酸緩衝系はユニークな位置づけにあります。


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1.腎臓が排泄するH+と、肺が排出するCO2を、相互に変換できます。つまり、血中にH+が放出されると、かなりの部分をCO2に変換します。逆に、CO2をH+に変換することも可能です。


2.血漿の緩衝力の約半分は、重炭酸緩衝系によります。


のふたつが、ユニークさの理由です。重炭酸緩衝系は、化学的に正しく書くと、H+ + HCO3- ←→ H2CO3 ←→ H2O + CO2となります。それを略して、図中には、H+←→CO2とあらわします。



Challenge Quiz

1.

重炭酸緩衝系、リン酸緩衝系、ヘモグロビン緩衝系、タンパク質緩衝系のうち、もっとも緩衝力の強いのは  重炭酸緩衝系. リン酸緩衝系. ヘモグロビン緩衝系. タンパク質緩衝系 である。

重炭酸緩衝系. リン酸緩衝系. ヘモグロビン緩衝系. タンパク質緩衝系 には、H+とCO2とを相互に変換できる作用がある。