内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/アルドステロン/分泌機序：文字中心のイラスト

アルドステロンの生成、内分泌は、アンジオテンシンIIによって刺激され、亢進します。

血漿量ならびに血圧が低下すると、旁糸球体装置からレニンが内分泌されます。レニンは、血中のアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンIに変換します。アンジオテンシンIは、さらにアンジオテンシンIIに変換され、アンジオテンシンIIの血中濃度が高まります。

アルドステロン分泌調節にまつわる諸因子を、ひとつの図に入れると、このようになります。モニターされ、一定に保たれている因子は、血漿量、血圧の増大です。「血漿量、血圧の増大」を直接もたらす因子は、腎臓の遠位尿細管におけるNa⁺の再吸収です。Na⁺の再吸収は、その上にあるアルドステロンの生成、内分泌に依存し、アルドステロン分泌は、その上の．．．と、傍糸球体装置からのレニン分泌に依存します。