概論/エネルギー代謝/電子伝達系と酸化的リン酸化反応/電子伝達系の主な動き

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POINT!


電子伝達系はミトコンドリアの内膜にあります。


01406.jpg

H(水素原子)が、ミトコンドリア内膜の内側にあるクレブス回路などから供給されると、電子伝達系(4つの四角)では次のことが起こります。


・H+(陽子、プロトン)とe-(電子)とに別れます。

・H+(プロトン)は内膜の外側に放出されます。

・e-(電子)は内膜の電子伝達系で受け渡されていきます。

・電子が受け渡されていくと、内膜の内側にあるH+(プロトン)が内膜の外側に放出されます。

・e-(電子)は最終的に内膜の内側にあるH+(プロトン)と結合し、さらに酸素と結合して水となります。



これらにより、内膜の内側と外側とでH+(プロトン)の濃度勾配が生じます。


・内側が低濃度

・外側が高濃度


<<上記の説明は、半定量的です。受け渡される電子の数、生成するATPの数などに関する情報は省いてあります!>> 


動画での説明


Challenge Quiz

1.

電子伝達系に供給されたH(水素原子)は、 酸素と結合する。.H<sup>+</sup>(陽子、プロトン)とe<sup>-</sup>(電子)とに別れる。

ミトコンドリア内膜の電子伝達系で生成したH<sup>+</sup>(プロトン)は、 内膜の内側に放出される. 内膜の電子伝達系で受け渡されていく.内膜の外側に放出される

ミトコンドリア内膜の電子伝達系で生成したe<sup>-</sup>(電子)は、 内膜の内側に放出される.内膜の電子伝達系で受け渡されていく. 内膜の外側に放出される

ミトコンドリア内膜の電子伝達系をe<sup>-</sup>(電子)が受け渡されていくと、H<sup>+</sup>(プロトン)は内膜の 内側から外側. 外側から内側 へ移動する。

ミトコンドリア内膜を受け渡されてきたe<sup>-</sup>(電子)は、最終的には、内膜の 内側. 外側 にあるH<sup>+</sup>(プロトン)と結合する。

電子伝達系の作用により、ミトコンドリア内膜の内外のH<sup>+</sup>(プロトン)濃度勾配は 大きく. 小さく なる。