消化器系/胃/各細胞の機能

提供:一歩一歩
2013年4月12日 (金) 18:07時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成: ショウカキケイ 胃液の分泌に関しては、分泌成分と細胞との対応が明らかにされています。すなわち、主細胞か...)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

胃液の分泌に関しては、分泌成分と細胞との対応が明らかにされています。すなわち、主細胞からタンパク分解酵素であるペプシンの前駆体であるペプシノーゲン、傍(壁)細胞から塩酸(HCl)、副(粘液)細胞から粘液(ムチン)が分泌されます。


ペプシノーゲン: HClの作用によってペプシン(タンパク分解酵素)となります。ペプシンはpH 1.5-2が至適であり、この強酸もHClによって保たれています。


HCl: 胃酸の正体です。上記のごとく、ペプシノーゲンを活性化し、ペプシンの至適pHを保ちます。


ムチン: ペプシンと塩酸の強力な作用は胃壁自体をも消化しかねません。それを防いでいるのがムチンです。


04011.jpg


Challenge Quiz

1.

胃の主細胞からは 胃酸の正体である.タンパク分解酵素である. 粘膜保護作用のある. ホルモンである 塩酸.ペプシンの前駆体であるペプシノーゲン. ムチン. ガストリン 外分泌. 内分泌 される。

胃の旁(壁)細胞からは 胃酸の正体である. タンパク分解酵素である. 粘膜保護作用のある. ホルモンである 塩酸. ペプシンの前駆体であるペプシノーゲン. ムチン. ガストリン 外分泌. 内分泌 される。

胃の副(粘液)細胞からは 胃酸の正体である. タンパク分解酵素である.粘膜保護作用のある. ホルモンである 塩酸. ペプシンの前駆体であるペプシノーゲン.ムチン. ガストリン 外分泌. 内分泌 される。

塩酸を外分泌しているのは胃の 旁(壁). 副(粘液). 細胞である.

ムチンを外分泌しているのは胃の 旁(壁).副(粘液). 細胞である.

ペプシノーゲンを外分泌しているのは胃の 旁(壁). 副(粘液).主 細胞である.

胃酸の正体は 酢酸.塩酸 である.