電解質と体液/物質の移動/ろ過

提供:一歩一歩
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ロートにろ紙をおき、砂の混じった砂糖水を流すと、水と砂糖はろ紙を通過しますが、砂は通過しません。このように、水圧により、溶媒(水)と小さな溶質とがある膜を通って移動することを、ろ過といいます。このとき、ある物質が通過するか否かは、その物質の大きさによって決まります。


生体の中では、腎小体においてろ過作用をみることができます。腎小体内の血管からは、ろ過作用により、血しょうの一部が尿細管に移動しています。ろ過されるのは、水分ならびに小さな物質です。タンパク質などの大きな物質はろ過されません。ろ過は受動的な過程であり、ATPを消費せずにおこなわれています。


Challenge Quiz

1.

腎臓の腎小体における原尿生成は、 ろ過. 拡散. 能動輸送. 浸透圧 による。

ろ過とは、水  の圧力差. の分子運動. に溶けている粒子の浸透圧 による  溶質. 溶媒.溶媒と溶質 の動きである。

ろ過は  高エネルギー物質、ATPを使った能動的な.高エネルギー物質、ATPを使わない受動的な 過程である。

腎小体において、血漿中の溶質がろ過されるか否かは、その物質の大きさに依存する。  正.

腎小体において、血漿中の溶質がろ過されるか否かは、その物質が有用か否かに依存する。  正.誤