内分泌系/第2章:下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/まとめ/血糖調節
グルカゴン | インスリン | |||
---|---|---|---|---|
作用 | 分泌 | 作用 | 分泌 | |
低血糖 | 低下 | 亢進 | 増加 | 低下 |
高血糖 | 増加 | 低下 | 低下 | 亢進 |
「作用重視型」負のフィードバック調節を思い出しましょう.ホルモン作用が多いとホルモン分泌が低下し,ホルモン作用が少ないとホルモン分泌が亢進することにより,ホルモン作用を一定に保っているわけです.
低血糖は,血糖上昇作用のあるグルカゴンにとっては「ホルモン作用」が少ない状態です.この際,上記の一般論にしたがい,グルカゴン分泌は亢進します.低血糖は,血糖低下作用のあるインスリンにとっては「ホルモン作用」が多い状態です.この際,上記の一般論にしたがい,インスリン分泌は低下します.
高血糖は,血糖上昇作用のあるグルカゴンにとっては「ホルモン作用」が多い状態です.この際,上記の一般論にしたがい,グルカゴン分泌は低下します.高血糖は,血糖低下作用のあるインスリンにとっては「ホルモン作用」が少ない状態です.この際,上記の一般論にしたがい,インスリン分泌は亢進します.
Challenge Quiz
血糖増大は血糖低下作用のある インスリン. グルカゴン にとっては「ホルモン作用」の 低下. 増大 である.この際.~負のフィードバック調節により.~このホルモンの分泌は 低下.増大 する.
血糖低下は血糖低下作用のある インスリン. グルカゴン にとっては「ホルモン作用」の 低下.増大 である.この際.~負のフィードバック調節により.~このホルモンの分泌は 低下. 増大 する.
血糖増大は血糖上昇作用のある インスリン.グルカゴン にとっては「ホルモン作用」の 低下.増大 である.この際.~負のフィードバック調節により.~このホルモンの分泌は 低下. 増大 する.
血糖低下は血糖上昇作用のある インスリン.グルカゴン にとっては「ホルモン作用」の 低下. 増大 である.この際.~負のフィードバック調節により.~このホルモンの分泌は 低下.増大 する.