内分泌系/総論/甲状腺、副腎皮質、性腺における三層構造/下垂体前葉系,その1/ステップ7
甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性(腺)ホルモンに関して
視床下部からの##刺激ホルモン放出ホルモンの生成、内分泌にかかる2つのフィードバックのうち、##刺激ホルモンの血中濃度からのフィードバックの方が弱く、##ホルモンの血中濃度からのフィードバックの方が強い。 |
現場主義の社長なのです。たとえば、 甲状腺に障害が生じ、甲状腺ホルモンの生成、内分泌、血中濃度が低下 したことを考えてみましょう。甲状腺ホルモンの血中濃度の甲状腺刺激ホルモンに対するlong loop negative feedbackのため、甲状腺刺激ホルモンの生成、内分泌、血中濃度は増大します。甲状腺刺激ホルモンの血中濃度上昇は、甲状腺刺激放出ホルモンの生成、内分泌を、short loop negative feedbackにより、抑制します。一方、甲状腺ホルモンの血中濃度の低下は、long loop negative feedbackにより甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの生成、内分泌を促進します。このように、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンにかかる2つのフィードバックは、逆の方向に作用します。2つのうち甲状腺ホルモンからのlong loop negative feedbackの方が強いので、結局、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの生成、内分泌、血中濃度は亢進(上昇)します。ヒラ社員の働きがわるい!それに対する課長命令は増大している、という状況で社長は、課長に対する命令をどうするか?現場主義ですから、社長命令は増大するわけです。
今までの4つのステップを甲状腺に関して表にまとめると下記のようになります。
Challenge Quiz
視床下部からの甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)の生成、内分泌には、甲状腺ホルモン分泌と、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の血中濃度とが負のフィードバックをかけている。両者のうち 甲状腺ホルモン. 甲状腺刺激ホルモン(TSH) からのフィードバックの方が強い.
視床下部からの甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)の生成、内分泌には、甲状腺ホルモンと、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の血中濃度とが負のフィードバックをかけている。両者のうち 甲状腺ホルモン.甲状腺刺激ホルモン(TSH) からのフィードバックの方が弱い.
副腎皮質からの副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の分泌が亢進し.~血中濃度が上昇した.このことにより.~副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌に対しては.~分泌を 促進.抑制 する負のフィードバックが作用し.~副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の血中濃度は 上昇.低下 する.このことにより.~副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)の分泌を 促進. 抑制 する負のフィードバックが働く.一方.~副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の血中濃度上昇により.~副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)の分泌を 促進.抑制 する負のフィードバックが働く.副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)分泌に対しては.~ 副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド). 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH) の血中濃度による負のフィードバックの方が他方より強いため.~結局.~副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)の分泌と血中濃度は 亢進(上昇).低下 する.
副腎皮質からの副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の分泌が低下し.~血中濃度が低下した.このことにより.~副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌に対しては.~分泌を 促進. 抑制 する負のフィードバックが作用し.~副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の血中濃度は 上昇. 低下 する.このことにより.~副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)の分泌を 促進.抑制 する負のフィードバックが働く.一方.~副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の血中濃度低下により.~副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)の分泌を 促進. 抑制 する負のフィードバックが働く.副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)分泌に対しては.~ 副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド). 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH) の血中濃度による負のフィードバックの方が他方より強いため.~結局.~副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)の分泌と血中濃度は 亢進(上昇). 低下 する.