内分泌系/総論/下垂体/概論
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POINT!
下垂体は内分泌系の中心的役割をはたし、脳底部の視神経近くにある。 |
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下垂体前葉で生成され、下垂体前葉で内分泌されるのが前葉ホルモンです。
一方、 視床下部の神経細胞の中で生成され、神経線維の中を通って下垂体後葉へ下降し、下垂体後葉で内分泌されるのが後葉ホルモンです。
神経細胞と同様に外胚葉由来である下垂体後葉ホルモン生産(「産生」)細胞は、やはり神経細胞の一種です。その神経細胞体は視床下部に存在し、後葉ホルモンもそこで生産されます。軸索は下行し、下垂体後葉において神経終末が毛細血管と接しています。後葉ホルモンは視床下部で生産され、軸索を下行し、下垂体後葉で神経終末から毛細血管へ内分泌されます。生産部位と分泌部位の異なるホルモンは下垂体後葉ホルモンのみです。下垂体前葉ホルモンは下垂体前葉で作られ、内分泌されています。
Challenge Quiz
1.
下垂体腫瘍ではしばしば 内耳神経.視神経 が圧迫される.
下垂体腫瘍では 視力低下.視野狭窄 をきたす.
下垂体後葉は神経系と同様に 内胚葉.外胚葉 由来である.
下垂体前葉ではホルモンを生産するとともに血液中へ分泌している. 正. 誤
下垂体前葉ホルモンは 下垂体前葉. 視床下部 で生成(産生)される.
下垂体後葉ではホルモンを生産するとともに血液中へ分泌している. 正.誤
下垂体後葉ホルモンは、 下垂体後葉.視床下部 で生成(産生)される。