電解質と体液/物質の移動/浸透/拡散との比較

提供:一歩一歩
2023年1月6日 (金) 14:13時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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動画と音声での説明

Diffusion Osmosis Compare Table Basic Jpn.jpg

拡散も浸透も、溶液の濃度が、一定になろうとする作用であることにはかわりはありません。拡散では、溶質(粒子)が高濃度の領域から低濃度の領域へ移動しますが、浸透では、溶媒(水)が低濃度の領域から高濃度の領域へ移動していきます。拡散による移動は、膜のない場合も生じ得ますし、(その溶質・粒子を通す)膜を介して生じることもあります。いずれの場合も浸透による移動は生じ得ません。浸透による移動は、溶質(粒子)は通さないけど、溶媒(水)は通す膜、すなわち半透膜を介して生じます。

Challenge Quiz

1.

領域により濃度差があり、間に膜がない場合、 拡散 浸透 は、その差を小さくする動きを生じさせる。

2.

領域により濃度差があり、間に溶質(粒子)を通す膜がある場合、 拡散 浸透 は、その差を小さくする動きを生じさせる。

3.

領域により濃度差があり、間に溶質(粒子)を通さないが、水は通す膜がある場合、 拡散 浸透 は、その差を小さくする動きを生じさせる。

4.

高濃度の領域から低濃度の領域へ溶質(粒子)が移動する動きは、 浸透 拡散 である。

5.

低濃度の領域から高濃度の領域へ溶媒(水)が半透膜を介して移動する動きは、 浸透 拡散 である。