電解質と体液/物質の移動/浸透/イントロ
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POINT!
浸透とは、溶質(粒子)は通さないけど、溶媒(水)は通す膜、すなわち半透膜を介して低濃度領域から高濃度領域へ溶媒(水)が受動的に移動させる作用である。浸透は濃度差を小さくする受動的な(ATPを使わない)移動である。半透膜を介して溶質(粒子)が溶媒(水)を引く移動、とまとめられる。 |
この図の上下の中央にある破線は、黄色い溶質(粒子)は通さないけど、溶媒(水、H2O)は通す(上下方向の移動の矢印)膜、すなわち半透膜です。上半分の領域は、粒子があり(多く)高濃度です。下半分の領域は、粒子がなく(少なく)低濃度です。この濃度差は(粒子が高濃度領域から低濃度領域へ)拡散による移動で少なくすることはできません。そのため、逆に粒子が半透膜を介して水を引きます。これが浸透による移動です。
Challenge Quiz
1.
浸透とは、半透膜を 介さない 介したり介さなかったりする 介した 溶質 溶媒(水) の移動である。
2.
浸透圧により、 溶媒(水) 溶質 が 相対的に低濃度の溶液から相対的に高濃度の溶液へ 相対的に高濃度の溶液から相対的に低濃度の溶液へ 移動する。
3.
浸透圧とは、溶質が半透膜を介して水を 引く 押す 力である。
4.
浸透は、 高エネルギー物質、ATPを使わない受動的な 高エネルギー物質、ATPを使った能動的な 過程である。
5.
球状の半透膜の内側の溶液の濃度の方が、外側より高い場合、 溶媒(水) 溶質 が 内側から外側へ 外側から内側へ 移動する。