電解質と体液/肺、腎による酸性物質の排出と血漿緩衝系のはたらき/重炭酸緩衝系の基本的作用/重炭酸緩衝系の原理

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POINT!

*ベースラインでは、H+もCO2
H+ ←→ CO2 ( H+ + HCO3- ←→ H2O + CO2 )
の化学平衡にあり、濃度は正常範囲です。

A←→Bの化学平衡についてイメージを捉えておきましょう。

*いずれかの物質が増減すると、その「最初の変化を打ち消す方向」に、化学反応が進みます。
A←→BにおいてAが増えた場合
A←→BにおいてBが増えた場合
A←→BにおいてAが減った場合
A←→BにおいてBが減った場合

*最初の変化は完全に消えるのではなく残ります。すなわち、「最初の変化より少ない量」化学反応が進みます。
A←→BにおいてAが増えた場合
A←→BにおいてBが増えた場合
A←→BにおいてAが減った場合
A←→BにおいてBが減った場合

最初、H+もCO2も、濃度は正常範囲である。
いずれかの物質が増減すると、その「変化を打ち消す方向」に、化学反応が進む。しかし...
その変化が完全に消えるのではなく、小さく残る。すなわち、「変化量より少ない量」化学反応が進む。