呼吸/呼吸疾患/肺気腫

（狭義の慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmonary disease, COPD)

主な病態として閉塞性障害と肺胞の破壊とがある．閉塞性障害により，１秒率が低下する．また，肺胞の破壊により低O₂血症，高CO₂血症となる．閉塞性障害と肺胞の破壊とにより，呼吸困難感（息苦しさ)がもたらされる．また，肺胞の破壊により肺の弾性力が低下し，肺気量が増大（過膨張）する．

大気汚染，喫煙とが大きな要因となる．エネルギー代謝が亢進し，低栄養，低体重となり，分岐鎖アミノ酸（バリン，ロイシン，イソロイシン）が低下する．

Challenge Quiz

1.

肺気腫(狭義の慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmonary disease.COPD)では、肺胞の破壊が主な病態の一つである。 正. 誤  正解!

肺気腫(狭義の慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmonary disease.COPD)では、肺胞が破壊され、 高.低  正解!O₂血症、 高. 低  正解!CO₂血症となる。

肺気腫(狭義の慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmonary disease.COPD)では、肺胞が破壊され、肺の弾性力が 低下. 増大  正解!し、肺気量が 低下.増大  正解!する。

肺気腫(狭義の慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmonary disease.COPD)では、大気汚染、喫煙との関連は 強い. 弱い  正解!。

肺気腫(狭義の慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmonary disease.COPD)では、エネルギー代謝が 低下.亢進  正解!し、 過.低  正解!栄養、 低. 高  正解!体重となり、分岐鎖アミノ酸が 上昇.低下  正解!する。