内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/グルカゴン/分泌調節(簡略版)/食事

提供:一歩一歩
2023年7月14日 (金) 07:57時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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POINT!

動画と音声での説明

GlucagonBaselineJpn.jpg

グルカゴンは血糖を上昇させます。グルカゴンは食事の前にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度、血糖上昇作用があります。(このことは病態を考えるときに必要です。とりあえず、「室温が上昇した時(夏)ヒーターは使わない」を思い出してくれれば、この図は無視しても大丈夫です。)

グルカゴン・インスリン02.jpg

① 食事しました。食事により血糖は上昇します。グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を上昇させます。これらは同じ方向(赤)です。


Glucagon-meal-FB.jpg

② これらは同じ方向(赤)なので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を低下(青)させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が減弱し、血糖の上昇(赤い上向きの白抜き矢印)が消えます(上昇していた血糖はベースラインの血糖へ向けて低下します)。

室温が上昇した時(夏)にヒーターは使わない、と同様、の負のフィードバックです。

Challenge Quiz

1.

食事により血糖は 上昇 低下 し、グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を 上昇 低下 させる。これらは 同じ方向 逆の方向 なので、負のフィードバックはグルカゴンを 低下 亢進 させる。この調節により、血糖の最初の変化は消える、すなわち室温は(ベースラインへ向けて) 上昇 低下 する。

2.

血糖が上昇した時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を 亢進 低下 させる。