内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/分泌不足などによる疾患(糖尿病)/分類/1型糖尿病/病態/膵臓の破壊(簡略説明)

提供:一歩一歩
2020年8月15日 (土) 13:13時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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POINT!

動画と音声での説明

InsulinBaselineJpn.jpg

インスリンは食事の前にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度、血糖低下作用があります。

Pancreas-destructionBeforeFeedback.jpg

1型糖尿病では、主病態として、膵臓が破壊され、インスリン(の生成、内分泌、血中濃度、血糖低下作用)が極めて低下します。そのため、血糖は上昇します。

Pancreas-destruction.jpg

血糖が上昇しました。インスリン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を低下させます。これらは逆の方向(青)なので、負のフィードバックはインスリン(の生成、内分泌、血中濃度)を亢進(赤)させようとします。しかし、膵臓が破壊しているのですから、インスリンは亢進しません。


Challenge Quiz

1.

1型糖尿病では、 膵臓β細胞分泌不全 インスリン抵抗性 膵臓β細胞破壊 が主病態である。

2.

膵臓β細胞の破壊によりインスリン(の生成、内分泌、血中濃度)は、正常人と比べて 極めて低下する 亢進する 食後の亢進が小さく、遅延する

3.

膵臓β細胞の破壊により食後の血糖は、正常人と比べて 極めて低下する 上昇する 食後の上昇が小さく、遅延する