内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/分泌不足などによる疾患(糖尿病)/分類/1型糖尿病/病態/膵臓の破壊(簡略説明)

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2017年6月11日 (日) 08:41時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
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POINT!

動画と音声での説明

Pancreas-destruction.jpg

インスリンは血糖を低下させます。 食事は血糖を上昇させます。 このふたつは逆の方向であるため、インスリンの血糖低下作用が不足になります。 負のフィードバックはインスリンを亢進させ、血糖低下作用は強くなります。上昇していた血糖は下がります。

1型糖尿病では、主病態として、膵臓が破壊され、インスリンの生成、内分泌、血中濃度が極めて低下します。 インスリンの血糖低下作用が弱くなります。そのため、血糖値は上昇し、高値になります。

食事しなくてもインスリンの作用が不足した状態となり、負のフィードバックがインスリンを亢進させようとします。 しかし、膵臓が破壊しているのですから、インスリンは亢進しません。


Challenge Quiz

1.

1型糖尿病では、 膵臓β細胞疲弊、インスリン抵抗性 膵臓β細胞破壊 が主病態である。

2.

膵臓β細胞が破壊されると、インスリンの生成、内分泌、血中濃度は 極めて低下する 高値になる 上昇が遅延する

3.

膵臓β細胞が破壊されると、血糖値は 極めて低下する 高値になる 上昇が遅延する