概論/エネルギー代謝/エネルギー代謝の全体像/解糖系、TCA回路、電子伝達系、ATP合成酵素のまとめ

提供:一歩一歩
2016年3月17日 (木) 11:01時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動
 代謝  位置づけ  主に生成するもの  二酸化炭素の生成  酸素の消費
 解糖系  ブドウ糖の嫌気的代謝経路  ピルビン酸 (+少量のATP)  なし  なし
 クエン酸
(クレブス、TCA)回路
 好気的代謝の
step 1
 水素原子(+少量のATP)  あり  なし
 電子伝達系  好気的代謝の
step 2
 ミトコンドリア内膜の
プロトンの濃度勾配
(内側が低く、外側が高い)
 なし  あり
 ATP合成酵素  好気的代謝の
step 3
 大量のATP  なし  なし
エネルギー代謝 全体像5まとめ.jpg


*二酸化炭素(CO2)は、主にクエン酸(クレブス、TCA)回路で生成されます。電子伝達系では生成されません。また、酸素(O2)は電子伝達系で消費されますが、クエン酸(クレブス、TCA)回路では消費されません。


Challenge Quiz

1.

CO2を生成(産生)するのは、 クエン酸(クレブス、TCA)回路 電子伝達系 である。

2.

O2を消費するのは、 クエン酸(クレブス、TCA)回路 電子伝達系 である。

3.

クエン酸(クレブス、TCA)回路から供給されるH(水素原子)は 電子伝達系 ATP合成酵素 で処理される。

4.

電子伝達系 ATP合成酵素 の作用により、ミトコンドリア内膜の内外のH+(プロトン)濃度勾配は大きくなる。

5.

電子伝達系 ATP合成酵素 の作用により、ミトコンドリア内膜の内外のH+(プロトン)濃度勾配は小さくなる。